初めに
皆さんは東かがわ市湾岸アートプロジェクトをご存知でしょうか。
引田市の美しい漁港の壁面に、アーティストが大きな作品を描き地域を彩るプロジェクトのことです。
今回はその漁港に映える芸術プロジェクトをより多くの方に楽しんでいただきたいという思いから、湾岸アート周辺の清掃活動が行われました。
中学生や引田漁協女性部、東かがわ市教育委員会合同で引田湾岸アートの清掃を実施
今回参加したのは引田漁港協会女性部・東かがわ市教育委員会・参加アーティスト、そして引田小学校・中学校の生徒さんたちです。
清掃の様子
日中にぎやかに行われた清掃活動。
合計130人の方が参加しての一大清掃で、のどかな漁港に活気が宿ります。
穏やかな気候の中各自軍手や靴を準備して、安全に配慮しながらゴミを回収していきます。
海から流れ着いたり、湾岸アートがある場所に行く途中のゴミが多く、流木の他にもペットボトルや瓶なども目立ちました。
流木は別として、ペットボトルや瓶などのゴミは海に流れたからといって溶けて消えることはありません。
大人たちも子供たちも、ゴミ拾いをしながら地域を守るためにまず自分たちが不用意にゴミを捨てないということを心に誓ったのではないでしょうか。
皆さん体調に無理がないように、適度に休憩をはさみながら作業を進めていきます。
こうやって一つの場所に様々な年代の人が集う機会は意外と少ないものです。
この湾岸アート清掃活動が、ひとつのよいコミュニケーションの場になったのではないでしょうか。
東かがわ市教育長が引田小学校・中学校の生徒さんに「勉強と清掃どっちが好きですかー?」と質問すると「清掃!」と答えが返ってくる珍場面も。これには教育長も複雑な心境で苦笑いです。
それほどまでに今回の清掃活動が子供たちの中で心に残る活動だったということですね。
自然と笑顔がこぼれるこの活動はずっと続いていって欲しいと思います。
東かがわ市湾岸アートプロジェクトの願い
東かがわ市湾岸アートプロジェクトにはこんな願いが込められています。
「東かがわ市の観光名所として全国に向けて発信できること、また、未来を担う子どもたちの夢をつなぐ一翼となること」
今回の清掃活動は大きな意味を持つのではないでしょうか。
まとめ
今回は東かがわ市湾岸アートプロジェクトの清掃作業についてご紹介しました。アートの前だけではなく、漁港周辺もきれいになっているのでぜひ一度遊びに行って、アートと穏やかな海を満喫してみてください。
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